古(いにしえ)より温泉の恵みを享受し、国際観光温泉文化都市として発展してきた別府市は、令和6年(2024年)4月1日に市制100周年を迎えます。

私たちは、このまちのかたちが築き上げられて100年という歴史の転換期にあって、歴史の聲(こえ)に思いをいたし、本市のこれまでのあゆみや培われてきた歴史・伝統・文化・産業、先人が築き上げてきた功績を見つめ直し、郷土に対する愛と誇りを深化させる機会とするとともに、本市独自の地方創生の更なる実現を図り、豊かな未来と世界につなぐ次の100年に向けて飛翔することを目指します。

市民総参加による市制100周年を言祝ぐ(ことほぐ)記念事業を挙行し、90を超える国と地域から集う留学生を含む市民の連帯と共生、べっぷ(BEPPU)への愛と誇りを創生するとともに、別府で生きる人々が伝統的な行事・催しはもとより、地域に密着した芸術文化活動(アート・art)を創造することによって、新たな価値や持続可能(サスティナブル・sustainable)な別府の魅力を創出し、このまちのかたちを国内外に発信することで、世界中の人々に「アート(art)のまち」としても認識され、豊かな未来に向かって地域を磨き続けていきます。